東京藝術大学に通われていたそうですが、学生時代の思い出などは？
美術学部で先端芸術表現科を専攻していて、現代アートなので様々な表現技法を学ぶ毎日に明け暮れていました。今までにやったことのないCGや写真の現像、身体パフォーマンス等もやったので、家に帰る時間もないほど課題も多く、通学の時間がもったいなくて、大学近くの友達の家に泊めてもらうこともありました。

現役合格とお聞きしました。どのような努力がありましたか？
親との約束で、国公立一本しかも現役合格が条件でしたので、選択肢が他になくそれしか考えていませんでした。
高校時代も学校の大量の課題と部活（これも大量な課題！）とアルバイトが忙しく、予備校へ行く時間はなかったので、ただひたすら勉強していた感じでした。
だけど、どんなに忙しくても、デザインは街のどこにでもあるので、日々いろんなものに目を向けていれば、自然と勉強になるかなと思います。例えば、今回の撮影で使用した名作椅子と呼ばれる「バルセロナチェア」と「コノイドチェア」、気付かない人も多いかと思いますが、よくいろんな所で見かけます。優れたデザインをじっくり見ていると、あちらから何か話しかけてくれて、メッセージが伝わってくるような感じがします。それがなぜなのかを疑問に思って調べていくと、優れたものには共通する何かが存在することが見えてきます。

夢に向かって努力していた感じではなかった？
そうですね、それが当たり前なんだって思っていましたから。
ただ、誰にも負けたくない気持ちだけはありました。

俳優という道に進まれて役立っていることはありますか？
直接役立っているかはわかりませんが、舞台も空間デザインだと思うので、その中で活躍できることは、どこか似ている部分が多いと思います。
あっ！　所属事務所のロゴをデザインしました！

最後にご自分の宣伝をどうぞ！（笑）
今回のお仕事を通して、またアーティストとしての自分が再燃してきました、これを機にモデルや画家、デザインのパタンナー等、視野を広げて沢山のことに挑戦していきたいです！
お仕事お待ちしてます！！！
11月には新しい舞台もあるのでそちらもよろしくお願いいたします。

西雲アキラさんInstagram
https://www.instagram.com/saiun.akira/

Photography by Shoji Miyake
Hair&Make-up by Naoki Katagiri
Special thanks to Meisei University