Stories
Vol.4 Kaori
KAORI
最初にモデルとしてご登場いただいたHIKARIさんの母であり、
そして、二回目にご登場のAIRIさんの妹でもあるKAORIさん
いつも笑顔で大らかな性格ながらも常にプラス思考。
その明るさの中には、様々な経験や周りの人からの愛を、
しっかりと結びつけながら生きる力を感じました。
バレエを始めたきっかけは?
母と姉がバレエを習っていて、私も興味を持ち始めたからです。
経歴や職歴をお聞かせください。
バレエを2歳から習い始めて35年。
現在も時間がある時はレッスンをしています。
高校時代はジャズダンスやヒップホップダンスも習いました。
高校を卒業してからすぐ有名テーマパークのダンサーとして働きました。
退職してからは一人目(HIKARIさん)を出産後、
姉(AIRIさん)が経営するバレエスタジオのお手伝いから始まり、
本格的に指導に専念するようになりました。
バレエを通じて伝えたいことは?
伝えたいことは沢山あります。
その中でも特に伝えたいことは、
バレエは喋らない世界なので、
いかに全身であらゆる表現や感情を伝えるかを、
意識して踊れるようになって欲しいと思っています。
そのために芸術分野はもちろん、バレエの基礎やトレーニングだけではなく、
さまざまな事や人生経験を、親御さんから沢山体験させていただきたいと思っています。
バレエの役は年齢もキャラクターも幅が広く、
どのような背景でどのような感情を持っているのか
見ている人に伝えなければならないからです。
ですから私はレッスンの時に、踊りの基礎や技術だけではなく、
生徒達の五感をいかに刺激するかも考えています。
例えば美しい景色を見せてあげるなど、
感動する心を持ってもらいたいからです。
お子さんは何人ですか?バレエを習っていますか?
娘(HIKARIさん)と、下に男の子が二人いて、みんなバレエを習っています
三人とも器用な方ではなくマイペースなので、
焦らせず自らやりたい!と興味やヤル気を、
引き出せるような環境作りを考えています。
何よりも技術より基礎をたたき込むことに集中しています。
中学生と高校生になりましたが、最近のバレエコンクールでは、
上位入賞するなど評価されるようになってきました。
子供たちの努力が実るたびに感動しています。