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Stories

Vol.3 Airi

AIRI

バレエ教室を経営するAIRIさん
とても厳しく、そしてやさしく…
「一番好きなことに向き合っているからこそ、
120%の情熱が湧いてくる」と語る姿に、
未来への継承者の信念と愛情を感じました。

overtures tokyo AIRI

バレエを始められたきっかけを教えてください
バレエは5歳から始めました。
近所のお友達が習っていたので興味を持ち、
自分から親にお願いして始めるようになりました。
小学生になり特別クラスにまで選ばれたのですが、
通っていた教室がモダンバレエだったので、
トウシューズを履かないことを知ってガッカリ。
やはり女の子にとってトウシューズは憧れなので、
その後にクラシックバレエの教室へ移りました。

どんどん上達されたのですか?
小学校の高学年からコンクールに出場するようになり、
最初は納得のいく成績には届きませんでしたが、
くやしさを噛みしめながらも努力を続けていくうちに、
やがて、ローザンヌ国際バレエコンクールに行く夢が叶いました。
その後、プロのバレエダンサーとしての活動をはじめ、
たくさんの舞台経験を積んでいきました。


overtures tokyo AIRI

お教室を始められたきっかけは?
そのままプロバレエダンサーとしての生き方も考えましたが、
早くから自立を目標にしていたので、指導者への道も選択肢に加えました。
そのころ近くの幼稚園から「バレエを教えてほしい」とお誘いいただき、
もともと子供が大好きで、保育士への憧れもあり、
大喜びで引き受けさせていただきました。
とにかく可愛すぎる子供たちと触れ合うレッスンと、
やりたいことを仕事にできた気持ちで情熱は120%!
次第に習う子供たちが増えて教室の独立へとつながりました。


overtures tokyo AIRI

お教室を始められてからどのくらいになりますか?
教室を経営してからあっという間に20年が経ち、
楽しいことも苦しいことも沢山ありました。
特にコロナ禍では大変な思いもしましたが、
今、こうしていられること、そして教室へ通う生徒が、
来年のローザンヌ国際バレエコンクールへ参加が決まったことは、
自分で行った時よりも喜びはさらに大きく、
また、指導者への道を選んだ自分にとっては、
大きな自信となりました。


overtures tokyo AIRI

最後に今後の夢をお聞かせください
もうすぐ我が子たちも挑戦できる年ごろになりますし、
これからも生徒たちがこの教室から世界へと、
羽ばたいていけるように育てていくことが、
今も今後も変わらぬ夢です。

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